味覚と一緒に聴覚も刺激する食事中の語りかけ。そのアイディアをご紹介します。
まだ会話にはなりませんが、食事中には語りかけを。「いただきます」だけでなく、「今からお母さんと一緒にごはんを食べようね」など、次の行動がわかる言葉をかけると子どもは安心します。
笑顔で目を見て、口を大きくはっきり動かし、やや高めの声で話すと、子どもは聞き取りやすくなります。なるべくテレビやスマホなどのメディアは遠ざけ、五感を使って食事を楽しみましょう。
好奇心が高まるこの時期には、食事でも好奇心を刺激してみましょう。「にんじんが隠れているよ~どこかな?みつけたね!じゃあ、お口に入れるよ。」などの語りかけを。
大人を観察することで子どもの脳は発達します。大人が「カミカミ」と大きく口を動かして噛む動作を見せれば、子どもも少し歯ごたえのある食べ物(wù)をしっかり噛むことを覚えます。
自分(fēn)で食べたい!という意思が出てくるこの時期は、「お魚の味がしておいしいね。もぐもぐしようね。」などの語りかけをしながらつかみ食べやスプーン食べを自由にやらせてみましょう。
意思がはっきりしてくる時期なので、空腹でぐずっても、子どもの目を見て次の行動がわかる語りかけを習慣にしましょう。そうすると、「待てる・我慢できる子」に育ちやすくなります。
子どもは大人が大好きです。大人が笑顔で子どもの顔を見つめながら「おいしいね。楽しいね。」と声かけをすることで、「ごはん=楽しい」という記憶が作られます。